ギターをひけるといいな、ギター弾けるとモテるかな?と思って、
ギターを始めたのは良いけれど、結局あかんかった。
これって大人になって塾で物を教える立場になると、
やり方がマズかったんやなと分かる。
私は子供の頃エレクトーンをやらされていたけど、
一生懸命楽譜を読んで演奏しようとしているだけだった。
でも実を言うと、演奏したい曲がある訳じゃなかったんやね。
ひきたいわけでもないのに練習しても、実はそんなに上手くなれない。
弾きたい曲やフレーズ、音があるからこそ、実は上手くなる。
だから普通の教則本のように、
最初はこの曲を練習して、
次はこの曲を練習して、
その次はこれで、、、
という風に曲がどんどん出てきても、
あんまりそれに対して情熱も起こらなければ、興味も起こらない。
そしてもう一つ、楽譜を読んで演奏する場合、
ゴールとなる音が頭の中に無いんやね。
音で覚えている訳じゃなくて、楽譜を見ながら音を再現しているだけ。
言ってみれば、考古学の発掘のように、
土を掘っていたらいろんな化石が出てきて、
それを元に、その当時生きていた生物がどんな物だったか、
想像しているに過ぎない。
ところが演奏が上手いヤツというのは、
頭の中に出したい曲や音があって、
それを探し出しているから、
楽譜なんて読めなくても良いわけだ。
そう言う事が分かったのは、結構大人になってからだ。
だから、
音楽の
上達法としては、弾きたい曲を何曲かえらんで、
それを難易度順に並べて、易しい曲から練習していけばいい。
弾きたい曲を徹底的に聞き込んで、
口でそれを再現できるようになってから、
ギターやキーボードに向かえば、キッと上手くなる。
上手い先生につくと上達が早いのは、ゴールが明確だからだよね。
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